けいれん外来

小児においては、熱性けいれん、てんかんの患者さんがほどんどです。

1)熱性けいれん 

熱性けいれんは、主に生後6~60ヶ月(5歳)までの乳幼児期におこる。
通常38℃以上の発熱に伴う発作性疾患で、髄膜炎などの中枢性感染症、代謝異常などの明らかな発作の原因疾患のないものと定義されています。
単純型熱性けいれん、複雑型熱性けいれんなどに分類され、ジアゼパム製剤(ダイアップ坐剤)などの予防投与がなされる場合があります。

2)小児てんかん 

てんかんは、脳神経細胞の過剰な興奮がひきおこす慢性の疾患です。
てんかん発作の型から、部分てんかん(神経細胞の限られた領域から起こる)と全般てんかん(脳全体の興奮によって起こる)に分類されます。
てんかんは小児に多い疾患で「中心・側頭部に棘波をもつ良性てんかん」「小児欠神てんかん」は予後良好のてんかんです。
一方、ウェスト症候群、レンノックス・ガストー症候群などは、治療に抵抗性で難治性てんかんといわれています。
てんかんの発作型の診断には、脳波が有用です。
しかし、一部でてんかんを診断するために、脳波・ビデオ同時モニタリング検査が必要な場合があります。
てんかんの治療は、まずてんかんの発作型を診断し、それに合った抗けいれん剤を用います。
てんかん治療は年単位での治療が必要と思われます。