内分泌外来

低身長症、甲状腺疾患、思春期早発症、夜尿症等が中心です。

1)低身長症 

低身長症とは、現在の身長が平均よりどのくらい低いか(標準偏差)で-2.0SD以下、あるいは、2年間にわたって身長の伸びが低下している場合です。
母子手帳の身長曲線のところで、一番下のライン以下であったり、身長がクラスで一番低いなどがあれば、脳下垂体から分泌される成長ホルモンの分泌が低下している場合があります。
検査により、成長ホルモン分泌不全が見つかれば、成長ホルモンの治療が可能です。
現在、成長ホルモン治療の対象となっている疾患には、ターナー症候群、プラダーウィリ症候群、軟膏異栄養症、慢性腎不全症、SGA性低身長症(生下時の身長、体重が在胎週数に比較して低値)があります。

2)甲状腺疾患 

先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)は、新生児マススクリーニングで診断されています。
一部に後天性の甲状腺機能低下症(橋本病など)が知られています。
甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)も 年長時に見られることがあります。
血液検査、甲状腺エコーなどにて診断され、治療が可能です。

3)思春期早発症 

男児で9歳未満、女児で7歳6ヵ月未満で思春期が発来する状態です。
性ホルモンの分泌が年齢不相応に早期に見られ、身長のスパート、骨年齢の促進をきたします。
そのため、最終的に低身長となる場合があります。早く診断し治療の必要があります。

4)夜尿症 

5歳以降で1ヵ月に1回以上夜尿が3ヵ月以上続く場合をいいます。
夜間の尿量が多い多尿型、尿浸透圧の低い低浸透圧型、我慢尿量の少ない膀胱型などに病型分類されます。
治療には、デスモプレッシン製剤、抗コリン剤、アラーム療法などがあります。